TUNE②
TUNEの記事を書くにあたり
まだ持っていたTUNEを引っ張り出して久々に見てみた。
するといくつか感じたことがあったのでそれぞれ挙げてみる。
①今あまり流行っていないブランドのテイストが似てる
まあ、ファッションなので当然ではある。
だが振り返ると「今聞かないけどあの時流行ってたよな~」というものがやはり多い。
インポートなら
Jeremy Scott、KTZ、Marajan Pejoski、
Bernhard Willherm、CASSETTE PLAYA、PatrikSoderstam、
Vinti Andrews、Noki、BOY LONDON(復刻)、
ドメスティックなら
banal chic bizare、nozomi ishiguro、keisuke kanda、
POTTO、Yeah!Light、ANREALAGE、Mikio Sakabe、HIRO
などなど
当時見てた人にとっては懐かしネームばかりなはず。
いずれも派手なグラフィックや、独特な形状が特徴的で
TUNE常連とも言えるブランドだった。
黒い系統のものだと
Givenchy(ティッシの)、Lina Osterman、Julius、
AVANTRANCE、Daniel Palillo(初期)、Gareth Pugh
Ann Dumelmester、KOMAKINO
(拾い画像です。)
なんかだろうか。
Rickは全身固めている人はまだ少なかった気がする。
ジェレミーは来日してる時に本人がスナップされてることもあった。
ちょうど80sのリバイバルが出てきた頃で
昨今の悪趣味トレンドとはまた別のギラつきだった。
その頃のカルチャーからサンプリングされたデザインのブランドや
古着も80sの不思議デザインのものが好まれており
MCMやBOY LONDON、life's abeachなどのリバイバル、、と
80sカルチャーがフィーチャーされていたと思う。
(80年代当時の人間ではないので正確ではないですが)
大学1~2年のころはコレにもろ影響を受けた格好をしていたのは
今になってみればいい思い出である。
大学に入学してすぐのサークルの飲み会で、
「マキノくんさあ!おしゃれだけどおしゃれすぎて浮いてるよ!マジで!」
と、その頃ほぼ初対面だった友人に言われたことは今でも忘れていない。
あの時ほどの柄や色彩への熱狂はもう戻ってくることはないだろう、
今、派手なファッションはすべて「原宿系」などにカテゴライズされ
あの時のファッションハードコアもじきに「2010年代ファッション」として
過去の流行の1つとされるだろう。
振り返ると少し寂しい気もするが
これらの流行といつか「リバイバル」として、巡り会えれば
その時はまたポップルズのパーカーに袖を通してみようか。
牧野19歳、自宅にて謎自撮り。